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不妊治療と2009年の予測

今年取材を行ってきて、生殖医療において来年どんな事が起きるのか?を勝手に予想してみました。来年、日本の生殖医療は新しい概念の広がりとともに、また違った局面を迎えると思っています。

1) 体外受精専門クリニックの新規開業が徐々に減ってくる
現在、不妊専門クリニックが全国に650施設ほどありますが、そろそろ頭打ちになってきたかなという感があります。特に都市部は多いですから。
逆に地方都市ではまだまだ少ないので作ってほしいのですが、そちらの方での開業というのは先生方にとっては魅力的ではないようです。

2) 不妊予防の概念が徐々に浸透していく
東邦大学名誉教授の久保先生が提唱されている「不妊予防の概念」が来年、広く知られるようになると思っております。不妊は予防できることを知っておけば、高齢化しての治療や重篤化の予防も出来るので、患者メリットが大きいと考えられます。新年早々取材させて頂く事になっておりますのでご期待下さい。

3)男性不妊治療を受ける患者さんが増加する
今年、東京都内に初の男性不妊クリニックが出来ましたが、泌尿器科における不妊治療の重要性が徐々に高まっていくのではないかと考えられます。また、患者さんサイドとしてもメディアでの取り上げるテーマとして頻度が上がるために目にすることも増えてくるでしょうから、検査を受けたり、相談に行く人が増えるのではないかと考えられます。


4) ホリスティック医学と高度生殖医療を組み合わせた統合医療へと変革していく
今年もサプリメント、鍼灸、アロマテラピー、漢方治療と代替医療的な治療法を取材してまいりましたが、先進的な高度生殖医療施設でもこれらを取り入れる動きが徐々に出てきました。例としては「はらメディカルクリニック」の鍼灸院設立などは象徴的なことだと思います。患者さんの身体を様々なアプローチで癒し、妊娠に結び付けていくという方向性が明確になるかと思います。

5)エッグドナーでの体外受精の数が増加する
先日、日本生殖医学会が夫婦以外の精子・卵子使った体外受精容認というニュースが流れました。姉妹や親せき、親しい友人の卵子を提供してもらえるなら、妊娠できる可能性がぐんと上がるわけで、出来るだけ早く整備してほしいというのが医療現場と患者さん側のニーズだと思います。よって、準備がそろったらその症例数は増えていくと思います。

まとめ
今回、私の勝手な予想ですが、上記のようなことが起こりうるなと考えております。また取材を通して、それが本当に現実化したのかどうかも検証をしながら記事に書いていきたいと思います。

今回が今年最後の記事です。読んで頂いている読者の皆様、そしていつもサポートしてくれているオールアバウトのスタッフの皆様、そしていつも喜んで取材に協力してくれる先生方をはじめ、不妊治療に関わる皆様にこの場をお借りして深く御礼を申し上げたいと思います。2009年もよろしくお願い申し上げます(mm)

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