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ブレス&ベルト
腕時計が腕時計たるのは、腕に時計を固定するための帯状のパーツがあればこそである。その意味では、腕時計の最も重要なパーツであるし、着用時の装着感という点からも大切なパーツである。腕時計が普及し始めたのは、まずは女性のアクセサリーとしてであり、それこそブレスレット(以下、ブレス)に、時計のケースを取り付けたものが原点である。それに次いで、実用的な道具として、腕時計を欲した人々は、強度と装着感を重視し、革ベルトにワイヤーを通し、ワイヤーの両端をケース本体に溶接するスタイルが生まれる。しかし、これでは、ベルトの損傷時などに取り外しが不便であることから、バネ棒をベルトの接合部に通しておき、このバネ棒をラグにはめ込むスタイルが確立し、現代まで続くことになる。併行して、コマをつないで装着感と強度を両立させたブレスも登場・発展していき、やはりバネ棒を介してラグにはめ込むスタイルが採用された。
[編集] ブレス
ブレスには次のようなタイプと、特徴がある。
ソリッドブロック
1個の金属塊から削りだされるブロックタイプのコマを、お互いにピンやネジで留める。比較的高価であるが、耐久性は高い。
ロールブロック
1つの金属板に、もう1つの金属板を巻き付けて、ブロック状に仕上げる。ソリッドブロックに比べると安価。加工が巧みで、一見してソリッドブロックのように見えるものもある。
メッシュ
キメの細かい帯状のパーツを絡み合わせて作られる。加工が難しく廃れていたが、装着感に優れ、クラシカルなことから、近年、人気が復活してきている。
アジロ
「コ」状のコマを噛み合わせるように重ねて連結する。手の込んだ作りであるが、近年はあまり見られなくなった。
S字
S字型のプレートを板バネを介して連結し、伸縮する構造となっている。サイズ調整の面倒が少なくてすむが、可動部が多く手入れが面倒だったり、プレートの間に体毛を挟みやすいなどの欠点もあり、やはり近年はあまり見られない。
現在の主流は、ケースと同素材のソリッドブロックか、ロールブロックである。素材については例外も存在し、例えば、ダイバーズなどのスポーツモデルには、強化ラバー製のものなども見られる。横へ単連〜10数連まで、ブロック=コマをピンやネジで繋ぎ留める。コマ数が多いほど、可動部分が多いために柔らかで装着感も良く、豪華な外観になるが、コストや手入れのし易さ、強度などの理由で、3連〜7連が主流である。人間工学を駆使した独自の形状により、装着感を向上させるなどの工夫を施すメーカーもある。
[編集] ベルト
高級時計の場合、ベルトは伝統的に、爬虫類、ほ乳類の動物の天然皮革が用いられる。一般論としては、見た目の豪華さでは爬虫類の皮革に軍配があがるが、装着感や安価という点ではほ乳類の皮革が勝る。そのため、爬虫類系のベルトでも、カーフやラバーなどの裏打ちをすることがある。いずれにしても、表面は見た目の良い素材や部位、裏面は柔らかな素材や部位を用いて縫い合わせるのが一般的。装着感を良くするために、なめし方に工夫するメーカーもある。また、この縫い合わせの糸のカラーがデザインのエッセンスとなる場合もある。
腕時計では、もっぱらクロコダイル、アリゲーター(これらはワニ)、カーフ(子牛)が用いられる。カーフ革に高級感を持たせるために鰐皮のような紋様を型押しするものもある。また、ダイバーズなどのスポーツモデルには単一成型のラバーが用いられることも多い。
ほかには、爬虫類系ではリザード(トカゲ)、パイソン(ニシキヘビ)、ほ乳類系ではコードバン(馬の臀部)、バッファロー(水牛)、鳥類のオストリッチ(ダチョウ)、特殊素材のベロクロ(撥水繊維)やカーボン(炭素繊維)、レディス向けにサテン(絹)なども少数ながら見られる。
廉価な時計の場合、ラバーのほか、人工皮革、ポリウレタンなども用いられる(ただし、人工皮革にもピンからキリまであり、高級時計でも人工皮革を用いるケースもわずかにある)。
[編集] バックル
用語としては「尾錠」「クラスプ」とも呼ぶ、ブレス、バックルの留め金。一般的には、次のタイプが多い。
中折れ式
蝶番でつないだ2枚のプレートを開閉して、着脱する。
観音開き式(両開き式)
1枚のプレートの両端に、ジョイントのプレートを繋ぎ、さらにそこへ上板をつないだバックル。2枚の上板を、下部の1枚プレートの両側からセンターへ被せるようにして留める。
三つ折れ式
上板、中板、下板の3枚のプレートを蝶番で繋ぐ。下板に中板を被せ、その上にさらに上板を包み込むように被せて、金具で固定する。
穴留め式
革ベルトで多用され、ピンをベルトに開いた小穴に通して固定する。ピンが幅広な場合には「タン」(舌)と呼ぶこともある。
なお、金具にリリース用のボタンを設けたり、さらに小型の押さえ板を設けて、不意の脱落が起こりにくいようにするものもある。また、バックル内に収納された板を引きだして、ブレスの長さを伸ばすことが可能な、エクステンション方式と呼ばれるものもある。
[編集] ブレス
ブレスには次のようなタイプと、特徴がある。
ソリッドブロック
1個の金属塊から削りだされるブロックタイプのコマを、お互いにピンやネジで留める。比較的高価であるが、耐久性は高い。
ロールブロック
1つの金属板に、もう1つの金属板を巻き付けて、ブロック状に仕上げる。ソリッドブロックに比べると安価。加工が巧みで、一見してソリッドブロックのように見えるものもある。
メッシュ
キメの細かい帯状のパーツを絡み合わせて作られる。加工が難しく廃れていたが、装着感に優れ、クラシカルなことから、近年、人気が復活してきている。
アジロ
「コ」状のコマを噛み合わせるように重ねて連結する。手の込んだ作りであるが、近年はあまり見られなくなった。
S字
S字型のプレートを板バネを介して連結し、伸縮する構造となっている。サイズ調整の面倒が少なくてすむが、可動部が多く手入れが面倒だったり、プレートの間に体毛を挟みやすいなどの欠点もあり、やはり近年はあまり見られない。
現在の主流は、ケースと同素材のソリッドブロックか、ロールブロックである。素材については例外も存在し、例えば、ダイバーズなどのスポーツモデルには、強化ラバー製のものなども見られる。横へ単連〜10数連まで、ブロック=コマをピンやネジで繋ぎ留める。コマ数が多いほど、可動部分が多いために柔らかで装着感も良く、豪華な外観になるが、コストや手入れのし易さ、強度などの理由で、3連〜7連が主流である。人間工学を駆使した独自の形状により、装着感を向上させるなどの工夫を施すメーカーもある。
[編集] ベルト
高級時計の場合、ベルトは伝統的に、爬虫類、ほ乳類の動物の天然皮革が用いられる。一般論としては、見た目の豪華さでは爬虫類の皮革に軍配があがるが、装着感や安価という点ではほ乳類の皮革が勝る。そのため、爬虫類系のベルトでも、カーフやラバーなどの裏打ちをすることがある。いずれにしても、表面は見た目の良い素材や部位、裏面は柔らかな素材や部位を用いて縫い合わせるのが一般的。装着感を良くするために、なめし方に工夫するメーカーもある。また、この縫い合わせの糸のカラーがデザインのエッセンスとなる場合もある。
腕時計では、もっぱらクロコダイル、アリゲーター(これらはワニ)、カーフ(子牛)が用いられる。カーフ革に高級感を持たせるために鰐皮のような紋様を型押しするものもある。また、ダイバーズなどのスポーツモデルには単一成型のラバーが用いられることも多い。
ほかには、爬虫類系ではリザード(トカゲ)、パイソン(ニシキヘビ)、ほ乳類系ではコードバン(馬の臀部)、バッファロー(水牛)、鳥類のオストリッチ(ダチョウ)、特殊素材のベロクロ(撥水繊維)やカーボン(炭素繊維)、レディス向けにサテン(絹)なども少数ながら見られる。
廉価な時計の場合、ラバーのほか、人工皮革、ポリウレタンなども用いられる(ただし、人工皮革にもピンからキリまであり、高級時計でも人工皮革を用いるケースもわずかにある)。
[編集] バックル
用語としては「尾錠」「クラスプ」とも呼ぶ、ブレス、バックルの留め金。一般的には、次のタイプが多い。
中折れ式
蝶番でつないだ2枚のプレートを開閉して、着脱する。
観音開き式(両開き式)
1枚のプレートの両端に、ジョイントのプレートを繋ぎ、さらにそこへ上板をつないだバックル。2枚の上板を、下部の1枚プレートの両側からセンターへ被せるようにして留める。
三つ折れ式
上板、中板、下板の3枚のプレートを蝶番で繋ぐ。下板に中板を被せ、その上にさらに上板を包み込むように被せて、金具で固定する。
穴留め式
革ベルトで多用され、ピンをベルトに開いた小穴に通して固定する。ピンが幅広な場合には「タン」(舌)と呼ぶこともある。
なお、金具にリリース用のボタンを設けたり、さらに小型の押さえ板を設けて、不意の脱落が起こりにくいようにするものもある。また、バックル内に収納された板を引きだして、ブレスの長さを伸ばすことが可能な、エクステンション方式と呼ばれるものもある。
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